横浜映画生活

心に残る映画、心に残るセリフ

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『ブロークン・フラワーズ』 - Love letter from...?

2005年 アメリカ

"Dear Don,
Sometimes life brings some strange surprises."

“ドンへ
人生には、ときに思いがけないことがあるものです。”
突然、こんな書き出しで始まる手紙を受け取ったドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)。続く内容は、なんと「あなたには19才になる息子がいます」というもの。
果たして、手紙の差出人は…。

好き嫌いが分かれそうなこの映画、私の率直な感想は、まあまあおもしろかったけど眠かった…。独特のとぼけた雰囲気も悪くないし、おもしろい場面もあったのですが、睡魔に襲われてしまいました。
『コーヒー&シガレッツ』もちょっと眠くなったし、ジム・ジャームッシュ作品は、どうやら私にとって睡眠薬かも…?(→『コーヒー&シガレッツ』 - 思わずにやり、カフェでの会話

でもおもしろい台詞もいくつかあったし、“音”が印象に残る映画でした。音楽もよかったですが、飛行機の空調の音や、窓から聞こえる街のざわめき、女の子たちのおしゃべり、そして沈黙もうまく使われていました。

この映画は、久しぶりにワーナーマイカルみなとみらいで見ました。この映画館はいつもすごく混んでいる印象があったのですが、この日(26日)はレディースデーでも映画の日でもない普通の平日だったせいか、比較的空いていました。
ちなみに、『ブロークン・フラワーズ』は、こちらでは26日で上映終了。都内のいくつかの映画館では、まだ上映中のようです。

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テーマ:ブロークン・フラワーズ - ジャンル:映画

  1. 2006/05/28(日) 16:05:59|
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ムービル6/1以降も継続して営業

相鉄ムービルが5月31日で営業終了する前に…と思って、昨日『ナイロビの蜂』を見てきました。すると劇場に「6/1以降も継続して営業します」の貼り紙が。どうやら、休業期間を設けずに東急が営業を継承することになったようです。「ムービル」の愛称も残すそうです。よかった。

カナロコ(神奈川新聞)の記事: 館名「ムービル」で休まず上映へ
ヨコハマ経済新聞の記事: 「相鉄ムービル」の名称が「ムービル」に -6/1より営業
ブログ内の関連記事: 「相鉄ムービル」映画館の後継テナントは東急

劇場に『ヨコハマメリー』のチラシが置いてあり、6月3日(土)から上映と書かれていました。

『ナイロビの蜂』については後日書こうと思いますが、なかなかよかったです。

テーマ:映画館 - ジャンル:映画

  1. 2006/05/28(日) 11:45:30|
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『リトル・ランナー』 - キリスト教の知識がないと…

2004年 カナダ

"It'll take a miracle to wake her up."
“奇跡でも起きないかぎり、お母さんは目覚めないわ。”
昏睡状態の母のため“奇跡”を起こそうと、ボストンマラソンでの優勝を目指す少年ラルフ。なんとしてもお母さんを目覚めさせたいという彼の気持ちはわかります。しかし、宗教色が大変強い映画なので、キリスト教(カトリック)の知識がないと理解しづらい面もありました。期待して見に行ったのですが、思ったほど共感がわかなったのは、そのせいもあるでしょうか…?

病気の母親のために奔走する息子を描いた映画では、『グッバイ、レーニン!』(ドイツ 2003年)のほうが私は好きです。映画をいっしょに見た母が、「優しい息子ね」としみじみいっていました。(はいはい、娘もがんばります。)

また、同じく家族のためにマラソン大会でがんばる少年の姿を描いた『運動靴と赤い金魚』(イラン 1997年)も忘れがたい映画です。一つ一つのシーンが丁寧にゆっくりと描かれ、見る人に「感じる時間」を与えてくれる映画。日頃なかなか知る機会のない、イランの人々の暮らしぶりを垣間見ることもできます。(← この映画は特におすすめ!)

『リトル・ランナー』の上映情報はこちら

私は先週、藤沢オデヲンで見ました(19日で上映終了)。映画はまあまあでしたが、その後、最近気になっていたカフェクレープリー「カオフィリ」でおいしいガレットをいただき満足。(オープンして間もないガレット&クレープのお店)
そば粉100%のガレットは、思ったよりクセがなく、香ばしくておいしかったです。オーナー夫妻もとても感じのよい方たちでした。

  1. 2006/05/25(木) 11:26:15|
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カンヌ国際映画祭 - ビーンとダヴィンチの場合

「カンヌ国際映画祭」のキーワードで、最近私のアンテナにひっかかったこと。
一つは、やはり『ダ・ヴィンチ・コード』。プレス試写の反応がかんばしくなかったそうですね。何かと話題のこの映画、とにかく宣伝がすごいです。横浜駅相鉄口のチケットショップでは、全面にこの映画のチラシとポスターが貼ってあって、他の映画の券を売るのはやめてしまったのかと思ったくらい。なんだか見る前にお腹いっぱいになってしまったような気もしますが、おもしろいかどうかは見てみないとわかりませんね。

もう一つは、ミスター・ビーンの映画第2弾。(→ Flixムービーサイト: ローワン・アトキンソン、『ビーン』の第2作へ
ミスター・ビーンといえば、私は映画よりテレビのほうが好きなのですが(シンプルさが魅力)、第2作では「ビーン氏が突然、自分のビデオ日記をカンヌ国際映画祭で上映してしまうことから大混乱」が起きるらしいので、なんだかこれはおもしろそうな予感…!
(Flixの記事によると「撮影は、5月15日から開始される予定」だそうです)

  1. 2006/05/23(火) 17:27:24|
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鳥取、島根の旅

鳥取砂丘

少し日にちが経ってしまいましたが、連休明けに山陰(鳥取、島根)を旅行してきました。
旅行前に、周りの人から「鳥取砂丘は期待したほどではなかった」という意見をちらほら聞いていたのですが、百聞は一見にしかず。いざ現地に赴き、自分の目で見た鳥取砂丘はやっぱりすごかった。どこまでも続く白い砂に吸い込まれそうになりました。
小雨のちらつく天気でしたが、それもまた風情があり、砂があまり舞い上がらないという利点もありました。(風の強いところです)
雨の平日ということで、人影もまばら。砂丘を独り占めしたような気分を味わえました。


鳥取砂丘の靴

なぜかこんな落し物が…。
(これ以外にも、たくさん靴やサンダルが落ちていました)


足立美術館

こちらは、今回の旅行でいちばん楽しみにしていた足立美術館の庭園(島根県安来市)。日本一の庭園といわれるだけあって、すばらしかったです。
庭を見たり、絵を見たり、お茶を飲みながらまた庭を見たりしているうちに、あっというまに数時間が過ぎました。


足立美術館の庭師

庭師さんたちが、常に手入れをしています。

美術館といえば、島根県立美術館(松江市)もなかなかよかったです。宍道湖畔にあるモダンな建築物で、美しい夕日が見られるスポットとしても有名。県立なので、料金もリーズナブル。常設展(300円)の葛飾北斎のコレクションは見ごたえがありました。
そして、なにより気に入ったのは、併設のイタリアンレストラン。湖畔の絶好のロケーションで、味も最高!
(それに比べると、足立美術館のレストランの食事は…うーん…お茶を飲むにはとてもいいところなのですが。すばらしい美術館でレストランの雰囲気もよいのに残念です)

山陰は、海の幸も山の幸も豊か。魚屋さんに並ぶ魚は、ほとんど地元でとれたものです。島根和牛のステーキもおいしかった!
ドライブの途中、道の駅で地元の野菜や果物をいくつか求めました。鳥取で砂丘甘藷(サツマイモの一種)なるものを買い、家に帰ってから焼き芋にしたら、優しい味でおいしかったです。(焼き芋は、芋をペーパータオルにくるんで水でぬらしてからアルミホイルで包み、魚焼きグリルで15分ほど焼きました)

ところで、今回の旅行では、今までにない怖い体験をしました。往きの飛行機(鳥取行き)が、降下中に低気圧の影響でとても激しく揺れたのです。飛行機にはこれまで何十回も乗っているけれど、あんなに揺れたのは初めて。生きた心地がしませんでした。なんとか無事に着陸したものの、着陸した途端トイレに駆け込む人あり、涙目で何回も生あくびしている人あり、水を飲んでぐったりしている人あり…。唯一、後ろにいた赤ちゃんだけは何事もなかったようにご機嫌でした(不思議…!)。

最後に、上の写真は夫がデジカメで撮ったものです。自称カメラマン(?)の私は、本当は自分で撮った写真をのせたいのですが、旅行のときはアナログカメラを使うので、ブログにはのせられないのです。(我が家の旅行は、夫がコンパクトデジタルカメラ、私がアナログ一眼レフ、計2台のカメラを携行します)
デジタル一眼レフも欲しいけれど、まずあの重さに耐えられそうになくて。アナログでもいちばん軽い機種を使っているのに…。

  1. 2006/05/21(日) 11:52:38|
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『レオン』 - Always like this.

1994年 フランス/アメリカ
(メルマガ153号コラムより)

殺し屋レオンと少女マチルダ。二人がアパートの廊下で交わす言葉が印象的。

Mathilda: Is life always this hard, or is it just when you're a kid?
マチルダ: 大人になっても人生ってこんなに辛いの? それとも子どものときだけ?
Leon: Always like this.
レオン: 大人になっても辛いさ。

ジャン・レノとナタリー・ポートマンの孤独を漂わせた演技は、何度見ても胸が締め付けられるようです。



上の台詞の和訳は、日本語字幕を少し補いました。この「大人になっても…」という訳が好きです。台詞は原語のまま味わうのがいちばんだと思いますが、こういう味わい深い日本語訳もいいものですね。

レオンといえば思い出すのは、彼が観葉植物の世話をしている姿。葉っぱの一枚一枚を丁寧に拭く姿に、「うちの植物も拭いてあげなきゃ」と思うのですが…。
それから、レオンが映画館で『雨に唄えば』を楽しそうに見ている姿も印象深いです。映画ってこういうものだよね、こんなふうに見るものだよね、と見るたびに思います。

ちなみに、私は完全版より劇場公開版のほうが好きです。

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  1. 2006/05/19(金) 10:34:45|
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『旅するジーンズと16歳の夏』 - No cuffing or tucking.

2005年 アメリカ
(メルマガ152号コラムより)

16歳の4人の少女たちは、夏休みの間、一本のジーンズを順番に履くことに。そこで決めた“ルール”がおもしろい。

"No double cuffing. Double-cuffing the pants at the bottom,
it's tacky."
tacky = ダサい)
“裾を折るのは禁止。パンツの裾を折り返すのはダサいわ。”

それから、これもダサいので禁止。
"Tucking in your shirt and wearing a belt at the same time."
“シャツの裾を入れて、ベルトをする。”
なんだか電車男を思い出します。

"Forbidden to cuff or tuck."
"No cuffing or tucking."
そういうわけで、裾を折るのとシャツを入れるのは禁止。

さあ、4人はそれぞれどんな夏休みを過ごすのでしょう…?



この映画、とてもいいという噂を聞いて見たのですが、私としてはまあまあだったかな? “いつもいっしょ”という女の子特有の友情が、私にはあまりピンと来ないせいかもしれません。それに、旅先での恋とか、白血病とか、いかにもという要素が多くて…。
でも、登場人物の年齢に近い人たちが見れば、もっと共感できるのかな。

ただ、台詞はわりとおもしろかったです。
スーパーのパートのオバサンが、“ドキュメンタリー”のことを

"Like a movie, only boring."
“映画のつまらないやつね。”

といったり。

それから、この台詞も印象に残りました。

"Being happy isn't having everything in your life be perfect.
Maybe it's about stringing together all the little things..."

“幸せって、すべて完璧な状態のことじゃなくて、もっと小さなことの積み重ねなんじゃないかしら…”
string together = つなぎ合わせる)

(これが12歳の少女の言葉だということには驚いてしまうのですけれど…)

  1. 2006/05/17(水) 09:10:25|
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『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』 - アル中コーチと個性豊かな子どもたち!

2005年 アメリカ
(メルマガ151号コラムより)

"This is not a democracy! It is a dictatorship, and I'm Hitler!
You understand me? So get your stuff, and get your asses on the field!"

“これは民主主義じゃないぞ! 独裁主義だ、俺はヒトラーだ! わかったか? さっさと道具を持ってグランドに出ろ!”
いまどき、子どもたちにこんなことをいう大人がいるでしょうか? います。落ちこぼれ少年野球チーム“ベアーズ”のバターメイカー・コーチ(ビリー・ボブ・ソーントン)です。
このアル中でとんでもないコーチと、野球は下手クソだけど個性豊かなベアーズのメンバーたち。
ウォルター・マッソー主演のオリジナル版(1976年)に劣らぬおもしろさ!



バターメイカー・コーチのアル中ぶりは尋常ではなく、練習中にマウンドで酔いつぶれて、子どもたちにこんなことをいわれるほど…

"Is he dead?"
"Hell, no. He's drunk."
“死んでるのかな?”
“いや、酔いつぶれてるんだ。”

"We got nothing but a boozer for a coach."
“ぼくたちのコーチはただの酔っ払いだよ。”

それなのに、どこか憎めないバターメイカー。
あきれるほど野球がヘタだったのに、どんどんうまくなっていく子役たちの名演も必見!

リメイク版、オリジナル版ともに、私は最近見たばかり。
弱いチームがだんだん強くなっていく話なので、さわやかなスポーツ映画かと思ったら、けっこう毒のあるコメディなのですね。何度も大笑いしてしまいました。
どちらもおもしろかったですが、私はリメイク版を先に見たので、そちらの方が新鮮な気持ちで楽しめました。でも、もともとオリジナル版のファンだった人には、オリジナルに軍配が上がるのでしょうか?
ウォルター・マッソーとビリー・ボブ・ソーントンはどちらも、バターメイカーの“やる気のない感じ”を絶妙に演じていました。
オリジナル版は、BGMのビゼーのカルメンがいいですね。(リメイク版にも使われていたようですが、なぜかよく覚えていなくて…)

それにしても、Buttermaker (バターメイカー)っておもしろい名前。
ときどき Boilermaker (ボイラーメイカー)と呼ばれていましたが、これはバーボンのビール割のことだそうで、彼には打ってつけの呼び名です。

  1. 2006/05/15(月) 08:57:24|
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ボブ・グリーンのベストコラム集 "Cheeseburgers"

ボブ・グリーンのコラムが大好きです。彼の文章にはとても温かみがあり、人を見る優しい目を感じます。
講談社インターナショナル出版の Cheeseburgers は、1980年代に書かれたボブ・グリーンのコラムから選りすぐりの27編を集めたもの。英文ですが、巻末に解説がついているため、英語学習にも向いていると思います(この解説、ちょっと物足りない部分もあるのですけれど…)。コラムなので一つ一つが短く、また身近な話題が多いため、比較的読みやすい内容です。当時35歳だったメリル・ストリープに関するエピソードも収められています。

彼のコラムのよさをひとことで表すのは難しいのですが…、たぶん一つ読めば好きになると思います。ふとしたときに人が感じる喜び、悲しみ、切なさ…、そういった感情がとても巧みに描かれていると思います。そして、普遍的なテーマを多く扱っているため、昔書かれたものを今読んでもあまり古さを感じません。

Cheeseburgers のコラムの邦訳は、文春文庫の『チーズバーガーズ〈1〉』に収められています。(ただし、すべてのコラムの邦訳がこの本に入っているかどうかは確認していませんので、ご了承ください)
Cheeseburgers 以外のコラム集もおすすめです。コラム以外では、初めて子どもを持ったときの感動と驚きを書いた『ボブ・グリーンの父親日記』も、とてもいい本です。

関連記事:
Float like a butterfly, sting like a bee
ボブ・グリーン "Chevrolet Summers, Dairy Queen Nights"

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  1. 2006/05/09(火) 11:20:55|
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Float like a butterfly, sting like a bee

『ALI アリ』 2001年 アメリカ
『モハメド・アリ かけがえのない日々』 1996年 アメリカ
(メルマガ90号コラムより)

"Float like a butterfly, sting like a bee"
“蝶のように舞い、蜂のように刺す”

先日、ボブ・グリーンの古いコラム集でモハメド・アリに関する文章を読み、彼のことをもっと知りたくなりました。そこで、映画を見ることに。
ウィル・スミス主演の『ALI アリ』は、多少散漫な印象を受けるものの、アリの強烈な個性と存在感をスミスが見事に表しています。ときに尊大とも思える挑発的な言動を繰り返すこのボクサーが、これほど人々を魅了するのは、信仰や、人種問題についての価値観に基づく彼の強い信念が伝わってくるからではないでしょうか。ドキュメンタリー『モハメド・アリ かけがえのない日々』も、アリの人柄をよく伝えています。
ボブ・グリーンのコラムには、冒頭の文の"Float"を"Fly"と間違えた男のエピソードが出てきました。この float は「浮かぶ、漂う」といった意味。これを日本語で「舞う」としたのは名訳ですね。



上記のボブ・グリーンのコラム集は、講談社インターナショナル出版の Cheeseburgers です。(関連記事: ボブ・グリーンのベストコラム集 "Cheeseburgers"

この本を読み、映画を見るまで、モハメド・アリについてはほとんど知りませんでした。いい面も悪い面もあわせて、ものすごい信念を持った人ですね。

  1. 2006/05/09(火) 11:18:48|
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『モンドヴィーノ』 - ワイン好きは必見

2004年 フランス/アメリカ

ワインといえば、この映画。ワイン業界の裏を描いた、ワイン好きは見逃せないドキュメンタリー。私はワインについての知識はそれほどないのですが、それでも十分楽しめました。
「地味(ちみ=テロワール) vs グローバリゼーション」という図式で描かれているのがとても興味深かったです。小さな畑を代々守り、地味(その土地や醸造所ならではの味わい)を大事にする生産者たちと、「売れるワイン」を効率よく大量生産する大企業。普段自分が飲んでいるワインが、どのように作られたものなのか知りたくなりました。
そしてまた、こういった図式はワインに限らず、身の回りのすべてに当てはまるのではないでしょうか。身の回りのもの(またはサービス)が、誰によって、どのように作られたものなのか知り、自分が本当に納得できるものを選択するのが消費者の責任なのかもしれません。ただ安いとか、便利というだけでなく、共感できる店で共感できるものを買う。そうすることによって、本当にいいものが残り、評価される世の中になるといいと思いませんか?
ワインのことだけにとどまらず、そんなことも考えさせられる興味深い映画です。

『モンドヴィーノ』公式サイト

DVDの情報はこちら↓
『モンドヴィーノ』DVD (ワインショップ、イーエックス[eX-WINE])
『モンドヴィーノ』DVD (amazon)

ワイン好きにはこちらもおすすめ: 『サイドウェイ』

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  1. 2006/05/06(土) 13:00:41|
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字幕翻訳体験談

大学時代、映像翻訳のクラスをとっていました。講師は現役の翻訳者で、その先生の指導のもとに海外ドラマの字幕翻訳と吹き替え翻訳をやりました。
『デンプシー&メイクピース』という古い刑事ドラマだったのですが、おもしろかったのは、その先生は「マッポ」とか「ヤク」とかいう言葉をやたらと使いたがるんですね(特に吹き替えで)。十年以上前の話とはいえ、「マッポはないよなぁ」と思っていました。

クラスでは時間が足りず、ドラマ一話をすべて訳すことはできなかったのですが、どうしても完全な字幕を作ってみたかったので、友達と二人で春休みになんとか一話分仕上げました。ところが、大学にはテロップを入れる機械しかなく、それでは字幕を素早く入れ替えることができません。そこで、紙で作った字幕をその都度手で入れ替えながら撮影する、という原始的な方法を取りました。一度失敗したら、また最初からやり直し。先生にも無謀だといわれたのですが、なんとかやりとげました。

できあがった字幕を見て気付いたのは、字幕作りには1秒に4文字までという字数制限があるのですが、これをきっちり守って字幕を入れると、全体的に文字数が少なく感じ、間延びした印象になること(字幕を読み終わっても、まだしばらく表示されているような感じ)。どうやら実際には、字数制限はそれほど厳密ではなく、むしろ読みやすさやわかりやすさが重視されるようです。

苦労の末に完成した字幕は、何箇所かずるっと動くのが見えるところがあるのですが、そこはご愛嬌。私の最初にして最後の(?)字幕作りです。


  1. 2006/05/02(火) 10:16:46|
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