アメリカ映画を見ると、料理が大雑把なことに驚くことが多いです。
『リトル・ミス・サンシャイン』では、家族の夕飯が
フライドチキンと炭酸飲料。フライドチキンというのは百歩譲るとしても、それに合わせるのが炭酸飲料とは…!料理に甘い飲み物を合わせるのは子どもだけ、と私は思っているのですが、偏見でしょうか。だって、外で軽くすませる食事ではなく、家で三世代家族が食べる晩御飯ですよ?アメリカ人は、大人も炭酸飲料(
pop)が好きということは知っていますが…。
出てくる料理は大雑把ですが、この映画は私が去年見た中でいちばん好きな映画。料理の良し悪しと映画の良し悪しは別のようです。要は、食べ物が映画の雰囲気と合っていることが大切なのでしょう。
とにかく、おいしそうでもそうでなくても、映画に出てくる食べ物が気になってしまいます。
映画と食べ物の話、止まりません。止まりませんが、今回はこの辺で。
- 2008/08/09(土) 14:58:53|
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最近、料理見たさにDVDを見たのが
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。
思ったより料理の“出番”は少なかったけれど、その中で印象的だったのは、オカンの
ぬか漬け。
オカンが夜中に起き出して、ぬか漬けを漬ける場面がありました。朝食べごろになるように、逆算して夜中につけるとのこと。そうか、九州は暑いからそんなに短時間で浸かってしまうのか、と思いきや、この映画の料理を担当したフードスタイリスト飯島奈美さんの著書『「料理制作」さんのレシピ帖』によれば、次のような理由があるとか。この映画の舞台となった九州では、きゅうりの皮を縞目にむいてからぬか漬けにする習慣があるそう。そのため、短時間で漬かるそうです。なるほど、納得です。
私も去年からぬか漬けを始めたのですが、普段はぬか床を冷蔵庫に入れているため、きゅうりが浸かるのには一日半ほどかかります。
先日、家庭菜園で大きくなりすぎたきゅうりをたくさんもらいました。ちょっと皮が硬いので、縞目にむいてぬか漬けにしたところ、やはり、皮をむかなかったものより早く浸かりました。味のほうは、皮をむいたものはちょっと塩味がとんがっていた感じで、皮をむかなかったほうが、まろやかだった気がします。たまたまかもしれないので、また試してみようと思います。
ちなみに、フードスタイリストの飯島奈美さんは、『かもめ食堂』や『めがね』の料理も担当されています。
- 2008/08/05(火) 18:16:43|
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最近、季節のジャム作りに凝っています。手作りジャムの魅力は、なんといってもおいしいこと!そして、好みの甘さと煮つめ加減にできること。一度その味を知ってしまったら、もう市販のジャムには戻れません。
先日、あんずジャムを作っていたときに思い出したのは、
『ノッティングヒルの恋人』。
あんずジャムを作るには、まずあんずを適当に刻み、グラニュー糖をまぶして一晩置いておきます。すると、あんずから水分がたくさん出て、シロップ漬けのような状態になります。これを煮つめてジャムにするのですが、その“シロップ漬け”がおいしそうだったので、思わず一つつまんでみました。
甘酸っぱくておいしい!ジャムにせず、そのまま全部食べてしまってもいいと思ったくらいです。(もちろん、その後ちゃんとジャムにしましたが)
そのときふと思い出したのが、『ノッティングヒルの恋人』でウィリアム(ヒュー・グラント)が、出会って間もない大女優アナ(ジュリア・ロバーツ)に緊張しながらいったセリフ。
"Would you like something to eat? Uh, something to nibble - um,
apricots soaked in honey?
Quite why, no one knows, because it stops them tasting of apricots...
and makes them taste like honey, and if you wanted honey,
you'd just buy honey instead of... apricots."
(何か食べる?えっと、何かちょっとつまむもの…
あんずの蜂蜜漬けがあるけど?
でも、これって不思議な食べ物だよね。だって、こうするとあんずの味がしなくなっちゃうんだから。
蜂蜜の味だけになっちゃって。蜂蜜が食べたかったら、蜂蜜を買えばいいんだよね…
あんずじゃなくて。)
ユーモラスで好きなシーンですが、この文脈だと、「あんずの蜂蜜漬け」は特においしいものではなさそうです。きっと、甘すぎるのでしょうね。
このシーンを見て以来、なんとなく、あんずの加工品は特においしいものではないと潜在的に思っていたような気がします。それが先日、砂糖漬けのあんずのおいしさに衝撃を受け、唐突にこのセリフの記憶がよみがえってきたのでした。
公開中の『西の魔女が死んだ』には、ジャム作りのシーンがあるとか。近くの映画館での上映は終わってしまいましたが、DVDが出たら見てみたいです。
- 2008/08/01(金) 13:25:18|
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おいしい食べ物は、人を幸せにします。
そう感じさせてくれるのは、
『かもめ食堂』。
おにぎり、
塩鮭、
豚の生姜焼き、そして
シナモンロールなど。贅沢ではないけれど、温かみのある料理ばかり。食堂のオーナー、サチエを演じた小林聡美の手つきのよさも気持ちよかったです。
それから、
『ショコラ』。あの映画を見ると、必ず
チョコレートが食べたくなってしまいます。昔、劇場で見たときは、帰りにもれなくチョコレートを買いました。劇場のすぐ近くのチョコレート専門店で買ったのですが、他に同じような人を見かけなかったのが意外でした。
『かもめ食堂』の料理も『ショコラ』のチョコレートも、食べる人のことを想って、心を込めて作られています。だからこそ、よりおいしくなるのでしょうね。
最近、私を幸せにしてくれる食べ物は…、セイロで蒸した枝豆やとうもろこし、なすのしぎ焼き、桃、すいか、手作りのあんずジャム。
あ、これらは誰かが私のために用意してくれたものではなく、自分で自分のために用意したものですが…、でも十分幸せです。
みなさんを幸せにしてくれる食べ物はなんですか?
- 2008/07/30(水) 11:58:38|
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16日に見た
『歩いても 歩いても』では、おばあちゃんの作るおいしそうな料理が印象的でした。
特に、
とうもろこしのかき揚げは、どんな味がするのか興味津々。きっと甘くておいしいのでしょうね。
枝豆をゆでる場面もありました。そう、枝豆はあのくらいしっかり塩をふったほうがおいしいですよね。ちなみに、私はゆでる代わりにセイロで蒸します。味が濃くなっておいしいです。
うちでは、そのままつまんで食べきってしまうことが多いですが、映画のようにご飯に混ぜたり、料理に使うと彩りもきれいですね。
大根のきんぴらは、私も何度か作ったことがありますが、なかなかおいしかったです。大根を炒める前に下茹でするのは、やったことがなかったので、次は試してみようと思いました。
それから、おやつの
白玉団子。白玉粉を水で練ったものは、紙粘土に似ているなといつも思います。映画の中では、子どもがこれで変な形を作ってイタズラしていました。白玉粉は通常、水で練りますが、これを絹ごし豆腐で練ると、時間がたっても硬くならない団子ができます。(豆腐の味はしません)
食いしん坊な私は、映画に出てくる食べ物がいつも気になってしまいます。
これから何回かにわたって、映画と食べ物の話をしたいと思います。
- 2008/07/28(月) 21:37:40|
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<クイズ:どの映画のセリフ?>(メルマガ482号より)
"My greatest wish, apart from staying at Green Gables,
would be to have a bosom friend."(答は7/25に掲載)
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(↓答はこちら 2008.7.25)
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- 2008/07/23(水) 06:00:00|
- クイズ:どの映画のセリフ?
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2007年 日本
さりげない日常を描いて、そこから何か感じさせるような映画が好きです。ある家族の夏の一日を描いた
『歩いても 歩いても』は、まさにそういう映画でした。「そうそう、そういうことってあるよね」と、思わず頷いてしまう場面の連続。笑ったり、しみじみしたり、じーんとしたり。
家族とのつきあいは、楽しいこともあるけれど、ときに面倒なこともあります。気まずくなったり、ぎくしゃくしたり、カチンときたり、イライラしたり…。その辺の描き方が絶妙で、そうか、そういうのはウチだけじゃないんだ、みんなそうなんだ、となんだかホッとしました。
樹木希林演じるおばあちゃんが、ときに残酷なことをいったり、意地悪な態度を取るのにドキッとします。特に悪い人でなくても、人間ってそういう残酷な面を持っているよなぁ、とリアルに感じました。
7月16日(水)に川崎チネチッタで14:50の回を鑑賞。前数列は空いていましたが、それより後ろはぎっしり埋まっていました。人気があるようですね。
暑い中、川崎まで行くのを迷いましたが、行ってよかったです。
- 2008/07/17(木) 17:03:51|
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2007年 イギリス/フランス
少し前に、NHK『英語でしゃべらナイト』を見ていたら、なにやら気になるイギリス映画を紹介していました。コメディで、警察モノのパロディらしく…それが、この
『ホット・ファズ』。予告編を見て、これは絶対おもしろそうだと確信した私は、6日(日)に川崎チネチッタで見てきました。
(原題"Hot Fuzz"の
fuzzは、「警察」を表すスラング)
いやー、おもしろかったです!久しぶりに掘り出し物を見つけた気分です。コメディ好きの人には、ぜひおすすめ。見る前は、全編コントのようなコテコテのコメディを想像していたのですが、そうではなく、ちゃんとしたストーリーがあります。私は本来、登場人物が銃を撃ちまくったり、物を破壊しまくったりする映画は好きではないのですが、だからこそ、それを皮肉っているこの映画は楽しめました。銃撃シーンの銃撃回数は、『ランボー』にも劣らないのでは?(というのは、『ランボー』をちゃんと見たことのない私の想像に過ぎませんが)
そして、『ハートブルー』のパロディは最高です。(『ハートブルー』をよく知らなくても楽しめます)
唯一欠点を挙げれば、殺人シーンはちょっとグロテスクで気持ち悪かったですが、それ以外は本当に楽しめました。
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- 2008/07/08(火) 16:18:33|
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2008年 日本
少し日にちが経ってしまいましたが、6月29日(日)に
『ザ・マジックアワー』を見てきました。三谷ファンの私ですが、今回は期待半分、不安半分。なぜなら、前作の『THE 有頂天ホテル』が、期待したほどではなかったから。(それなりにおもしろかったし、このブログにも「かなり笑えた」と書いたのです。でも、映画全体としてどうだったかなと考えると、笑わせることばかりに重点が置かれていて、ストーリーが散漫だった感じが…)
それで、期待半分、不安半分で見たわけですが、今回は予想以上におもしろかった!笑いもストーリーも両方楽しめました。『THE 有頂天ホテル』のときより、お客さんの笑い声も多かった気がします。(ラストの展開は、残念ながらちょっと物足りない面もありましたが…)
殺し屋の役を演じているつもりの役者、その役者を本物の殺し屋と思い込んでいるギャング、その辺のチグハグの描き方はさすが。そして、数々の映画のパロディ。私は全部はわからなかったけれど、『カサブランカ』『アンタッチャブル』『スティング』あたりは、すぐにわかりました。『アンタッチャブル』を真似したシーンは、けっこう好きです。『スティング』は…本家にはかなわないかな。
有名人や大物俳優がワンシーンだけ出てくるのもおもしろかった。おもしろかったのですが…やはり、今まででいちばんおもしろかった三谷映画は『みんなのいえ』。これは、今回も変わりませんでした。
パロディも大物俳優を贅沢に使うのもいいけれど、次は、そういうものに頼り過ぎない映画を見たいような。そして、『みんなのいえ』を超える映画を見たいです。
とにかく、私にとっては気になる三谷作品。ついつい期待が高まる三谷作品。おもしろくても、それほどではなくても、何かいいたくなってしまいます。
6月29日(日)にムービルで13:05からの回を鑑賞。座席は5〜6割くらい埋まっていたでしょうか。公開から日が経っている割には、けっこう入っていた気がします。次の夕方からの回は、もっと混んでいたようでした。
- 2008/07/08(火) 16:03:44|
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<クイズ:どの映画のセリフ?>(メルマガ469号より)
"Tell my daughters I love them several times a day."
"Smoke and drink as much as I want."
"Say what I'm thinking."(答は6/25に掲載)
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(↓答はこちら 2008.6.25)
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- 2008/06/22(日) 11:10:49|
- クイズ:どの映画のセリフ?
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